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平成28年度米須地下ダム山城沈砂池 地域貢献活動

日時:
2016年11月04日(金)
場所:
米須地下ダム山城沈砂池

活動のきっかけ

本活動は「平成15年度沖縄本島南部農業水利事業米須地下ダム山城沈砂池補足設計業務」並びに「平成17年度沖縄本島南部農業水利事業付帯施設整備設計業務」において設計を行わせていただいた沈砂池の本施設運用における環境保全を目的としています。沖縄本島南部土地改良区との「地域貢献活動に関する基本協定書」に基づき山城沈砂池の進入道路部の除草作業及びベチバーを用いた水質改善を行いました。
今年で清掃活動も6回目となり、設計に携わった施設の様子を継続してうかがい知ることが出来ると同時に微力ながら同地域の環境保全に寄与できているかと考えております。
  • 活動場所の山城沈砂池

活動内容

活動日時
平成28年11月4日(金) 14:00~17:00

活動場所
米須地下ダム山城沈砂池

参加団体と人数
・沖縄本島南部土地改良区 10名
・糸満市役所農村整備課 10名
・糸満市 土地改良区合同事務所 2名
・内閣府 沖縄総合事務局 土地改良総合事務所 3名
・内閣府 沖縄総合事務局 農村振興課 4名
・糸満市 山城地区 3名 
・糸満市 伊原地区 3名 
・田幸技建コンサルタント 13名
計 48名

作業内容は、以下の内容で行いました。
・ 進入路の草刈
・ 沈砂池周辺の草刈
・ 刈り取った草の搬出
・ 水質改善の実験のため、ベチバー浮島増設
・ 連絡・救護・作業状況の写真撮影


班分け・タイムスケジュールと緊急時における連絡体制
  • 当日のタイムスケジュール
  • 緊急時における連絡体制

活動の様子

  • 有志による事前作業
  • 有志による事前作業
  • 有志による事前作業
  • 開会式・諸注意
  • 作業風景
  • 石垣の除草作業
  • 重機による作業効率のアップ
  • 作業風景
  • 作業風景
  • 作業風景
  • 作業風景
  • 作業風景
  • 作業風景
  • ベチバー設置作業
  • ベチバー設置作業
  • 作業終了後の集合写真

作業成果

おわりに

 今年度は事前に、糸満市農村整備課により管理用道路部分の除草がなされており、ため池岸全周の除草作業と水質改善を図るベチバー浮島の増設作業を行うことができました。
 本開催となるのは午後からですが、例年通り午前から任意参加者による作業が行われました。今年からは安全面を考慮し、作業前に一度集合し注意喚起を促してからの開始となりました。除草作業が事前に済んでいることもあり、午前中の時点で前年度完了時と同等の進捗具合となりました。
午後からの本開催では、開会式にて再度安全面の注意喚起と促すと同時に、新たに作業毎に班分けを行うことによって作業の効率化を図りました。午後は北岸・西岸・南岸を重点的に除草作業を行い、例年よりの進んだ作業ができました。
西岸ではフェンスがきれいに姿を現し、覆いかぶさっていた草木も取り除かれ、西岸南部の石垣も表面を美しく表しました。
北岸もフェンス内外ともに除草され、さらに、フェンス外側の石積みが姿を現しました。
ベチバー浮島は昨年、成長するかどうかの実験で、1組設置していました。回収してみると大部分は雑草に取って代わられていましたが、一部は成長していました。正しくはこの結果を元に、次にベチバー浮島をどう設置するか、考察の上で改善や増設、あるいは取り止めを決定すべきでした。しかし、当日すでに4つの浮島を増設すべく材料を準備し、苗を準備していただいていました。
ベチバー浮島の作成、設置には6~8人ほどが担当したのですが、思ったより時間がかかり、終了時刻直前の設置となりました。
来年は、除草作業の前にベチバーの生育評価と水質改善効果の評価をどうするのか、検討が必要であると感じていますが、ボランティアの範囲でどう行うのか、と言った課題も出てきました。

最後になりますが、今年の地域貢献活動におきまして、沖縄総合事務局土地改良総合事務所、沖縄総合事務局土地改良課、沖縄本島南部土地改良区、糸満市農村整備課、地元山城地区と伊原地区の方々など、各方面からのご協力とご参加に感謝申しあげます。
来年も継続して、実施していきたいと考えております。来年も、本年同様のご協力・ご賛同いただけましたら幸いです。