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地理情報システム(GIS)

地理情報システム(GIS)とは

弊社は、これからの新たな取り組みとして、地理情報システム(GIS)に注目しています。
GISとはGeographic Information Systemの略で、地理情報システムと訳されています。平たく言えば、コンピューター上で地図を活用しようと言うことです。ですが単に「コンピューター上に表示した地図」ではないのです。
従来の地図の使い方は、人が地図を見て、目的に応じ「集計・分析・考察」し、結果を書き加えるなどしていました。
GISを使えば、この「集計・分析」(場合によっては「考察」までも)をプログラミングによって処理することが可能です。その特徴として、
  • 効率的・高速に処理できる
  • 高度に、多機能に処理できる
  • 自動的に処理できる
  • 定量的に・定性的に処理できる
  • 条件を変えての繰り返し試算が可能
  • 大量処理が可能
  • 時間変化を追うことが可能
  • ネットワークやインターネット上で共有利用が可能
と言った、多くの利点が挙げられます。
これらの機能拡張は目的によっては大変有用です。この機能拡張がなければ目的を達し得ない場合もあるでしょう。また、新たな目的やアイデアを見出すこともあるかもしれません。

農業農村地理情報システム(NNGIS)

GISはいろいろな分野でのいろいろな利用方法がありそうです。アイデアを具体化し、利用目的に合ったGISシステムが多数作成されています。
GISを農業農村分野で活用しようと言うものが農業農村地理情報システム(NNGIS)です。農業農村分野といえば、農地や営農地域社会といった地理情報が関わってきます。GISの有用性は高いはずです。
応用例としては
  • 営農の助勢・補助
  • 農業用水の用琲水
  • 農地の管理や維持、有効利用
  • 農業用施設の維持管理・ストックマネージメント
  • 農村振興や環境保全
  • 農村防災
  • 農業に関する研究
  • etc・・・
などの分野に活用できそうです。